ノルバスクのジェネリック薬

老人に診断をしている女性の医者

ノルバスクの有効成分はアムロジピンベシル酸塩で高血圧症、狭心症の治療に使用される薬です。
ノルバスクは日本においてはファイザー社から販売されていますが、同じアムロジピン製剤でアムロジンという先発医薬品が大日本住友製薬でも販売されています。
この薬はL型Caチャネルを選択的に阻害することにより、血管平滑筋の収縮を抑制し、血管内径を広げ、降圧効果を発揮します。
他のCa拮抗薬と比較して副作用発現率が低く、安全性が高いことが特徴の1つです。
また作用持続時間が長いため、1日1回の服用で済むという利点もあります。
ただL型Caチャネルに選択的なため、腎機能の低下を進行させることがあり、腎機能低下のリスクがある患者さんにはカルブロックなどL型だけでなくT型Caチャネルも阻害する薬が使用されることがあります。
またCYP3A4によって代謝を受けるため、同じCYP3A4の代謝を受ける薬物と併用されると降圧作用が増強されたり、併用薬の作用を増強することがあります。
そうすると副作用発現の確率が高くなってしまうので注意が必要です。
ちなみにCYP3A4で代謝される薬物には、免疫抑制剤、HIV治療薬、抗真菌薬、睡眠薬(ベンゾジアゼピン系、ベルソムラ)などが挙げられます。
ノルバスクは日本では特許が切れているためジェネリック医薬品が市場に出回っています。
ジェネリック医薬品は成分名のアムロジピンで販売されています。
ノルバスクとジェネリック医薬品の薬価を比較すると、10mg製剤ではノルバスクが1錠あたり82.8円、ジェネリック医薬品のアムロジピンがいずれの会社の製品でも1錠あたり49.2円となっています。
つまりジェネリック医薬品はノルバスクの約60%の薬価となっています。